システムエンジニアの仕事はシステム設計が主で、一日中コードを書いているわけではありません。そのため、プログラミング言語の知識が必要なのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。結論から言うと、プログラミング言語への理解は、優れたシステムエンジニアになるうえで大きなポイントです。
第一に、より現実的で精度の高い設計ができるようになることが挙げられます。言語ごとの得意不得意や特性を理解していなければ、技術的に実現が難しい設計を考えてしまう可能性があるでしょう。そこで言語知識があれば、開発の難易度や必要な時間を考慮した実現可能な範囲での最適な設計を提案できます。これはプロジェクトをスムーズに進めるうえで欠かせません。
また、プログラマーとの円滑なコミュニケーションが可能になることも理由です。設計の意図を正確に伝えたり、プログラマーからの技術的な質問に的確に答えたりするためには、プログラミング言語という共通の土台が必要となってきます。この理解があるかないかでチーム内の意思疎通の質は大きく変わり、認識のズレによる手戻りやトラブルの防止が可能です。
問題が発生した際の対応力が向上することも一つでしょう。システム開発にトラブルはつきものですが、コードが読めれば問題がどこで起きているのか、原因が何なのかを推測しやすくなります。迅速な原因究明は、プロジェクトの遅延を防ぐうえで大切です。このようにプログラミング言語への理解は仕事の質を高め、チームからの信頼を得る強力な武器と言えます。では、数ある言語の中から何を学ぶべきか、その選び方については「システムエンジニアが学ぶべき言語とは」でキャリアパスも交えて解説されているのでぜひ参考にしてみてください。